三菱HCキャピタルとCueb​​usは12月26日、資本業務提携を結び、都市型立体ロボット倉庫「CUEBUS」をサブスクリプション型で提供する共同サービスづくりに乗り出しました。物流拠点の自動化・効率化を進め、労働力不足が深刻化する物流現場の生産性向上と労働環境改善を狙います。

背景には、生産年齢人口の減少で倉庫作業の人手確保が難しくなる一方、先行き不透明で設備投資に慎重な企業が多いことがあります。初期負担を抑え、必要に応じて導入規模を調整できるサブスク型への需要が高まっていました。両社は課題整理から導入計画、導入後の運用支援までを一体で提供する方針です。

CUEBUSは独自開発のリニアモータで全方向に走行でき、通路不要の高密度保管や全棚同時稼働による迅速なピッキングを売りにします。三菱HCキャピタルは2024年4月にロボティクス事業開発部を設置し、2023年6月に総額100億円の投資ファンドも創設しています。今後は外部パートナー製品との組み合わせも含め、用途別ソリューション拡充が焦点になります。

【関連情報】

CUEBUS公式サイト https://cuebus.jp/

三菱HCキャピタル公式サイト https://www.mitsubishi-hc-capital.com/

イノベーション投資ファンド(総額100億円)関連資料 https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2023060801.pdf

source: PR TIMES

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